2003年12月15日

落ち武者

拘束されたフセイン元大統領の写真が公開されていたけど、なんかほとんど落ち武者だなって正直思った。

無抵抗で拘束されたという話とかいろいろと情報を合わせると、どうも、フセイン元大統領は、 旧イラク軍にもバース党にも見捨てられていた感じが濃厚。

となると、問題は、かなり、やっかいな方へ進んでしまうかもしれない。

あちこちで戦闘を繰り返している(私はテロとは書かないことにした)旧イラク軍やバース党の兵士は、フセインの影響下ではないことになる。

ということは、拘束されようがされまいが、全く関係がなく、、、、、
目的は「フセインの復権」ではなく、全く別にあるということになる。。。。。。


どうも、開けてはいけない「パンドラの箱」を開けてしまった感じもするので、ノーテンキに「状況は進展した」 とも喜んでもいられないんじゃないか??
アメリカにイギリス。そして、日本。。。。。。


ほんと、、、、最悪のパターン、、、民族同士の内戦勃発という形だけはさけて欲しいと思う。。。。。。 こうなると泣きっ面に蜂なんて問題ではなく、悲劇、、、、、、悲しさと悲惨さだけが、もろに歴史に刻み残っていってしまう。。。。。。


しっかし、日本もノーテンキなもので、広末涼子の結婚報道で過熱している。。。
そんな場合なのかしらね。。。。。。ほんと。。。(ーー;)

2003年12月14日

フセイン拘束

イラクの元大統領フセイン氏が拘束されたらしいね。

まだ、ちゃんとした情報が流れていないので、なんともいえないけど、これで、イラクが平和になれば良いなと単純には思う。

ただ、今、イラクの中で起こっていることの目的は、フセイン政権を復権させる行動だけではないということ。


このことが吉となるか凶となるか、、、、
それは、アメリカを中心とした駐留軍の出方次第かなと、、、思う。

2003年12月12日

バクダットからの手紙

今日は、紹介したいメールがあったので、掲載してみました。
転載大歓迎ということなので、是非、読んでみてください。
私たちがこれから何をしようとしているのか、よくわかると思います。

http://www.deep-eco.org/messageblog/archives/2004/03/post_1.html

福田官房長官が、「(自衛隊派遣反対の意見をもつ
人が過半数を超えているというマスコミのアンケート結果
を受け手)変わるべきなのは、国民の意識だ!」と
言ったらしいが、変わるのはどっちだ??という感じです。


そうそう、イラクへ自衛隊を派遣した根拠の一つ、サマワに
訪れた政府調査団に向けて掲げられていた「ようこそ自衛隊」の
歓迎の横断幕。

NHKがここぞとばかりにニュースで流しまくっていましたが、
どうも全くの作り話のようですね。

要は、一緒に書いてあるアラビア語は、
「ようこそ日本人」と、調査団の訪問そのものを
歓迎するものであって、「自衛隊」とは書いてないということ。

どうも、アメリカの政府関係者が、アラビア語のわからない
日本人ジャーナリストに、

「アラビア語で”ようこそ自衛隊”と書いてあるから、
日本語でその訳を横断幕に書いて欲しい。」

と頼んだらしいです。

「自衛隊」と「日本人」

これがちがうだけで、あの横断幕の言いたいニュアンスが
全然ちがってくる。
日本の市民に対してというより、アラブ人に対しても、
彼らの心を蔑ろにした卑劣な行為だと思う。

ひでぇ~なぁ。。。。。

2003年12月09日

日の丸、イラクの地に

いやはや、、、やっぱりと言う感じで。


今日、臨時閣議にて、イラクへの自衛隊派遣に対する基本計画が承認された。
まだ、イラクに行くとは決まっているわけではないが、
ここまでくると、8割方、行くことは決まったという感じですね。


しっかし、そこまでしてイラクの地に日の丸の旗を掲げたいのでしょうか?
あまりに強引なので、呆れるというか情けないというか、
あいた口がふさがらないというか、正直、なんにも言葉が思い浮かびません。


なんか、戦後60年の虐げられた想いを、ここぞとばかりにはらそうとしているという
感じにも見えるし、二人の外交官の死を理由にしたり、「日本の精神が試されるとき」と
言ってみたり。
この前の亡くなった外交官の追悼式での首相の演説内容や2階級特進決定の話を聞いて、
背筋が冷たくなったよ。
正直、怖いです。


「イラク人による、イラク人のための、イラク人の復興、そのための支援だ」と言いつつ、
「日米同盟」という言葉がやけに大きく響いてくる。

首相曰く、「戦争にいくんじゃない、人道支援だ」って、
イラクの人たちがちゃんとした情報が手に入るならそんなことがいえるかもしれないが、
今は、そんな情報なんて入らないし、軍服きてりゃ、戦争に来たとしか
見てくれないって。
どこまで、外交音痴なんだか、この人たちは。


私が反対といっているのは、自衛隊の人たちを危険にさらしたくないとか、
劣化ウラン弾があるからとか、法律や憲法に反しているとか、そんなことだけではないです。


旧フセイン政権の相手は、明らかにアメリカと
それに追従する各国の軍隊や文民なのだから、そこへ
軍隊を派遣するということは、「打倒、アメリカ帝国軍」という
大儀の餌を彼らに与えるだけ。

軍隊がいなくなれば、旧フセイン政権が復活すると危惧している人もいるみたいだが、
今のイラクの国民は、誰も旧フセイン政権の復活は望んでいないし、
実際、8割以上の人はそんなことは考えていないという調査結果もある。

この結果からしても、
もし、各国の軍隊を撤退させれば、間違いなくテロ組織や旧フセイン政権の
存在の大儀は消滅。だれからも支持を得られなくなり、消滅するしかない。

軍隊はいるうちは、悪循環を生み出し、いつまでたっても戦争を引きずり、
まず、復興なんて到底できない。
だから、日本は自衛隊派遣ではなく、軍隊の早期撤退を各国に要請し、
民間による支援をバックアップする体制を
作っていくことが、本当の意味での「人道支援」なのではないかと思うのです。


これで、アフガン支援も延期だな。

アフガンの人も、イラク戦争に関しては、かなり、いらついていることは事実で、
アメリカに反感を抱いていることも事実。
日本のNGOが、アフガンで支援できるのは、あくまで、直接的な軍事支援を日本が
しなかったから。

もし、イラクに自衛隊が行ったら確実、日本のNGOは危険にさらされるので
近寄れないし、アフガンから追い出されることは間違い無しだし。

2003年12月08日

排他主義

先月の終わり頃の話なんだが、「アイレディース宮殿 黒川温泉ホテル」での、
元ハンセン病患者の方々の宿泊拒否問題。

会社やホテル側が、元ハンセン病患者側に謝罪したと思ったら、
今度は「宿泊拒否は正当行為」とまたしても開き直りましたな。

謝罪したのは、「旅行ができなかった」ことへの謝罪で、
宿泊拒否したことの謝罪ではないんだと。

http://www.ai-star.co.jp/kaiken/kaiken_01.html

すごいねぇ。。。この会社。今時、珍しいな。
ある意味、ここまでくるとご立派という感じ。
なんか、会社の社員や顧客を煽って、熊本県や黒川温泉の組合、
元患者の人たちに抗議の電話を入れさせているというのもあり。

この会社、昔からいろいろと問題が多いとか。
キャッチセールスやら、社長(今の時点では辞任しているので元社長)を
教祖様にした会社組織の宗教化やら、いろいろとあるようですし、
このあたりのことも絡んでいるのかなという感じですね。
このホテル自体もアイスター関係者の聖地のようなところらしいので。


差別という言葉は、あまり、好きではないので、排他主義と
言わせてもらうけど、こういうのは、いつになったら、無くなるのかね。。。。

今回のことは、ちょっと、当てはまらないと思うけど、
こういう考えというのは、健常者というか、どちらか一方だけの
問題でもないし、両者側一緒に考えて歩み寄っていくしかないと私は思う。

私の日記の一番最初の書いたけど、障害者側も排他的な人って、かなりいるしね。
障害者同士でも、排他的に考えているのも事実だから。

2003年12月02日

誰のための死なのか

最近、ずっと忙しくて日記を書く暇も無い状態が続いているのだが、
さすがに、言いたいことがあって、ちょっと、書いてみる。

イラクのティクリート近郊で、29日、イラク復興支援会議へ向かい2人の
日本人外交官が、イラク人によって殺された。
一人は、胸を銃で貫かれて即死、一人は体中に銃弾を浴び、病院で息を引き取った。


私には、イラクに”人間の盾”で行っていた友人がいる。
その人は、今回無くなった外交官の一人、井ノ上さん
という人に現地で会っていたそうだ。

他の外交官はお役所仕事的で、非常に冷たく、人間の盾の人たちを
追い出す一方だったか、この人だけは違っていた。
かなり心温かないい人で、親身になって話を聴いてくれて、
”人間の盾”の活動を理解してくれ、仕事の傍ら、日本政府や
旧イラク政府の間の仲介役もしてくれていたそうだ。
招待されて、家族ぐるみで食事もしたことがあるそうだ。


この事件、いろいろな情報が流れる中、妙なことがたくさんある。


アメリカ軍の発表では、2人は途中、お店に立ち寄った際に襲撃にあったと良い、
地元のイラク人の目撃では、車の中にいた時に武装集団の襲撃にあったという。

しかも、地元イラク人の証言では、外交官を乗せて走っていた車と平行して後ろから走ってきた車が、
追い抜きざまに射撃したと言う。

そのうちのたった一発が一人の外交官の胸を意図も簡単に貫いた。。。。

走っている車へ向けて、走っている車から、敵を一発でしとめるなんて、
普通の軍人でさえ出来ない芸当。。。乱射したりでもしない限り。

しかし、外交官の車は、軽い防弾ガラスが入っているため、
乱射しても、そうは中まで銃弾は届くものではない。
ちゃんとした銃でしっかり狙わなければ。。。。。

これは完璧な訓練を受けている兵士しか出来ないこと、、、、
イラクの民兵や残党組織ではまず無理に近い。

この訓練を受けている精鋭部隊というのは、、、、、、
、、、、そう、某ア○リ○の特殊部隊の兵士のみしかない。。。。


この地域は、一番、治安が悪化しているところ。
ここを通らずとも、イラク復興支援会議にはいくこともできるし、
通ったとしても、なぜ、この2人は、民兵などの護衛をつけずに移動していたのか。

この2人は、出発の際に、「護衛をつけますか」と聞かれ、「大丈夫だよ」と自ら断ったらしい。

「自ら断った」のではなく「断らずにいられない立場にいた」のではないか?
「イラクは安全」と言いはる日本政府の方針を実証するためにか。。。。


「イラクは安全」と連呼していた日本政府は、この事件が起きたとたん、
「テロには屈しない」と、言葉を切り替え、逆のことを言い始める。

いい加減「テロ」という言葉でなんでもごまかすんじゃないよ。
「テロ」と言えば、「正義」という言葉が成り立ち、どうにか
示しがつくとでも日本政府も世界全体も思っているようだが、
ここまできたら完全に「戦争」以外、なにものでもない。
今のイラクは、ベトナム戦争末期のそれと同じ。
ちゃんと、現実を直視したほうがいいんじゃないのかね。


今日の朝のラジオのニュースで、どっかの解説者が、「今更自衛隊派遣を
引っ込めたら、弱虫日本と呼ばれるに間違いない」とか言っていたが、
本当にそうか。
イラクに派兵していない他の国は、どこもそんなことを言われていないと
思うのだが、、、、勝手に頭の中で妄想を作りあげんじゃねぇよ。
そんなことを言っているのは、「ノルマンディー作戦の恩知らず」とフランスを
脅しつけたアメリカぐらいだ。


問題は、他人の目じゃない。何を目指しているかの信念の方だ。
そこに確立した揺るがない信念があれば、誰も文句は言えない。
ふらふらとして、あーでもない、こーでもないと、あっちいったりこっちいったり、
へこへこしているほうが、弱虫なんじゃないだろうか。

世界有数の「平和憲法」を持っている日本人として、もう、目覚めたらどうだい。
「第9条」を、外国から無理矢理押しつけられた憲法だと批判している人がいるが、
何度かアメリカから「憲法を改憲しろ」と脅しつけられても、
当時の首相たちは、「ノー」と言って断わり続けていたという
歴史があるということをどう思っているのだろうか。

この「ノー」と改憲を拒んだ時点で
「外国から押しつけられた憲法」ではなく、「日本人の憲法」に第9条は
存在していると言ってもいいのではないか。

この「平和憲法」を胸に誇りを持てよ。
ニッポンよ!