2004年04月22日

「自己責任」という病

日本は、「自己責任」という言葉で大騒ぎ。
最初の三人が拉致された時に送られたビデオが”犯人側の”演出付きだとわかって、さらに、火がついた。
被害者家族に、誹謗中傷の書かれた手紙やらなんやらが大量に届いている模様。
2chかなにかに住所などが書き出されていたみたいね。

いやー、ここまで来ると、さすがに病的でバカみたい(笑)
ほとんど熱病に冒されているかのようで。
よっほど、この言葉を意識したことがないかよくわかるよ。。。。。

ネットとかの掲示板やらなんやらをみてても、マスコミをみてても、批判側も擁護側も、勝手にやってという感じです。
(ちなみに、私のいるNGOも同類です。全てのメンバーがとはいわないけど、事件がおきたころの内部の一部のメンバーの大さわぎっぷりは、 私はしらけまくっていました。こういうのは、ヘンに同情したり、感情的にならずに、こつこつ冷静に対処すべき。)

この「自己責任」という言葉、海外と日本では、解釈が全然ちがうっていうのが何人の日本人がわかっているのかね。

この前、外国人報道関係者に向けた被害者家族の方々の会見の時も、家族が謝りっぱなしだったのをうけて、一斉に、各国メディアが 「日本という国の異常さ」を叩きまくっていたそうで。
アメリカメディアでさえ、同じ。

「なぜ、命をかけて人命を救出しにいった人の家族が、謝りたおしているのか?」
ドイツの新聞では「家族に猿ぐつわする日本人」と酷評したところもあったとか。
昨日もフランス紙が、人助けにいった人を批判する国として同じように、酷評していたそうです。

この前、ニュースでコメンテーターが、
「こんな論評で大騒ぎして、まかり通っているのは、日本だけだ」と言っていました。

「自己責任」はどんなことであっても、小さなことであっても、存在すると思います。
(擁護連中は、”無い”とかいっていますが、これはこれでおかしいですよ!)

が、「自らが己に責務を任せること」が「自己責任」であって、責任をどう償うかは、自分自身が決めること。
他人様が、とやかくいうことではないし、それは「自己責任を他人に押しつける無責任さ」でしかないと思う。

それに、「自己責任」と「命」を天秤にかける論理自体、、、、なんか妙な話だよな。。。。
昔の切腹やってたころじゃあるまいし。。。。。
これをいったら、病院も救急車も警察も自衛隊もいらねぇーよな。

「自己責任」という言葉を全く理解していないのが、日本っていう国なんだなと思ってしまいました。
一人一人が精神的に「自立」していない証かもしれませんね。


最後に面白い情報をば。
拉致被害者を奪還するためにかかった費用20億円の使い道。

実質的な費用は、1億円もみたいないでしょうね。
日本人スタッフにはらった人件費を合わせても。

ほとんどが、イラクの地元の人間にむやみやたらに、あてずっぽにばらまきまくった政府機密費。

「私は拉致した犯人と交渉できる。被害者を奪還できる」と言ってよってきた自称仲介人数十人に、協力金として言い値の数千万円を前払い。
(聖職者以外に”自称仲介人”と名乗り出た人が大勢いたという新聞記事がある。)

しかし、そのほとんどが大嘘。お金をもって逃げ、逃亡中。
たぶん、こういう無駄金が、8割以上だと思うな。

これ、NGOの活動でもある話で「協力する」っていってくる人は、警戒するのが常識。言い値では絶対に払わないし、 前払いなんてもってのほかだそうで。
アラブに詳しい人に聞くと、アフガンでもなんても、現地ではある種の商売というかNGOに集るビジネスのようのがはやっていて”NGO成金” なんていう言葉も実際にあります。
ですから、こういうところでは、最大限に「お金」を払う時には気をつけるんだそうです。


まぁ、こういう商売があっても、しょうがないんだよね。。。今までが今まで、相当、強いられて生きてきたんだろうし、 アラブだけの問題ではなく、どこの国でも、お金を目の前にちらつかせると、親兄弟、子どもまで殺してしまうような世の中だし。。。。ねぇ。。 。。

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