2004年09月06日

恐怖の連鎖

最近、天災が多い気がする。
台風がやたらと多いと思ったら、浅間山が噴火し、昨日は同じ場所で2回連続で地震が発生。
気象庁もこんなことは初めてらしく、かなり、慎重になっている様子。
紀伊半島では4cmも地面が動いたそうな。

いやだな。。。今度は何が起きるんだろうって、不安になってしまう。


ロシア南部の北オセチア共和国で、チェチェン共和国の独立派武装集団による学校占拠事件が発生。
一昨日のロシア特殊部隊の強行突入で、大惨事となった。
死者400名とも500名とも言われ、未だに情報が錯綜している。

ロシアの情報操作がひどく、まともな情報が流されていない。
国際組織アルカイダが関与して、犯人の半数がアラブ人だったとか、武装集団が自爆したり、乱射したりしたため死者が増えたとか、 一連の事柄はすべて偶発的な結果だったとか、言われているが、これらもどうも疑わしいと言われている。

1年前の劇場での立てこもり事件でも100名以上が亡くなったが、ロシア特殊部隊が突入の際に、人質がいるのにもかかわらず、 サリンを使った可能性が高いということで、今回の突入もロシア特殊部隊が何かをやったのではないかと、 朝のラジオのニュースでロシア研究者が言っていた。

犠牲者の人数が時間を追って増えていくというのも、心理効果をねらったもので、恐怖を煽るときによくやる情報操作の方法。 人質の人数から病院への収容人数を引いて逆算すれば、死者の人数はおおよそ最初から検討がつき、数が合わない場合は”行方不明人数” とするはずなのに、それすらなく、いかにも「混乱しています」と見せかけるのは、 ロシアなどがソビエト時代から使ってきたよくやる情報操作の手口なんだそうです。

そういえば、学校にめがけて、戦車隊や戦闘ヘリが砲弾をぶっ放していたという話もあったな。。。。
普通、そんなことを人質が1000人もいるところにやるか?!
いくら、時間が切迫していたからといって。

今回の死者の半分が子どもたちだった。
犯人によって、凄惨な虐待や虐殺もあったことも事実で、正直、このこと自体は、犯人グループに対し、怒りを感じるし、許せないことだと思う。

しかし、チェチェン共和国とロシアの過去2回にわたる大きな紛争では、 ロシア軍はチェチェン人の女性や子どもを容赦なく殺していったという事実もある。
特に、ブーチン政権下の第二次紛争の際は、悲惨きわまりなく、戦争というより、ほとんど、民族浄化に近いやり方だったとも言われている。
これらの幾たびの衝突でチェチェン人を含む百何十万人いたチェチェン共和国の人口が80万人前後まで激減したとも言われている (その犠牲者のほとんどがチェチェン人)

帝政ロシアから続くこの問題、かなり根っこの深さを感じる。

ロシアでは、悪さをして困る子どもに対し、「チェチェン人が来るぞ」と言って、大人の言う事を聞かせるというのが昔からの習慣らしい。
また、チェチェンには資源も豊富で、石油も採れる。カスビ海にも通じている。だから、ロシアにとってはこの場所は好都合。

このこともあり、ロシアはチェチェンが独立しようとすることが気に入らないのではなく、 チェチェンに住む民族そのものを一人残らず一掃したいというところは本音なのだろうと思っていたりする。

プーチン大統領は4日のテレビ演説で、宣戦布告を宣言し、
国際テロと対決する決意を表明。
反テロ戦争と国家統一のため近々、治安機関の改革などの対応策を打ち出すことを明らかにした。

2年前の9/11。
アメリカの国際貿易センタービルで、あの事件が起きた。
その後、アメリカはどこへ向かっていったか。。。

今回の事件。
ロシアは”911”と同じにしたいのかもしれない。。。。。

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