2007年04月28日

古紙100%再生紙

「古紙100%再生紙は環境にやさしい」はウソでした J-CASTニュース 28日18時00分

確かに、工程などを考えれば、そうなるのかもしれない。また、木材チップから紙を作るとき、その工程から出るおがくずなどをバイオ燃料として使えないなどの問題点があるようなので、そのあたりもあるのだろう。だが、私は、そんな単純に、工場での二酸化炭素削減や化石燃料の消費削減のことだけを考えることではないと考えます。

古紙を使う理由は、そういうところだけではありません。木材チップに変えられてしまう原生林という自然を残し、そこに住む希少な動植物を守ることにもつながるのです。現に、原生林の消失により、希少動物が次々と絶滅しかかっている状況もあります。また、原生林は、その後に植えられる人工林よりも数倍二酸化炭素吸収量は大きく、人工林から原生林に育てようとしても数百年の月日が必要になる。それに、そのことによって、そこに住む人々の生活を守ることにもつながるし、また、海外に木材チップを依存している日本においては、輸送などに使うエネルギーも考えていくべきだと思っています。
そういう部分での環境リスクは、全く無視されているように私には感じる。


エコを考えるときは、もの事の一端のみを考えるべきことではないと私は思う。石油消費を押さえて二酸化炭素排出さえ少なくなれば、それで済むっていう話でもないのです。そういう活動をしているような人もいるようですが、正直、何か違っているようにも思っています。それに、今の「人間の生活」を維持しつつ環境に関わろうということしか考えていない活動もなにか違っていると思う。もっと、広い視野で総合して全体的に考えるべきことだと私は考えていますので。

最近の日本における製紙業界は、大規模再編が行われており、環境のことにかまってられないっていうのが、本音なんじゃないか?石油消費が増えるのは古い設備で作っているからであり、最新の設備に投資するお金を使っている暇があったら、買収されないように防衛策を考えたり、売り上げを増やしたりした方が利口だと思っているんじゃないかと、、、、などと一人、勘ぐってみていたりします。

下のような記事もあるしね。昨年のエコプロダクツ2006で、設備投資に関して思いっきりつっこまれてる。本人たちは「違う」と言っているけど、本音と建前があるのが、”業界”というものだし。

日本製紙 古紙100%再生紙を中止 一般品9月で環境に適切な配合へ  紙之新聞

また、昨今の石油高騰の余波も気にしているという風にも見えるしね。

しっかし、こういう一方的な記事は、危ないよな・・・・・・・。事の本質を見失う可能性大の荒い内容の記事だから、こんなものをネットに垂れ流して、大丈夫なんだろうか?本当に怖い。

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