2007年10月28日

【空日記】5年の月日(ファファラ専用日記)

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昨日は、台風20号で雨風が大変でしたが、今日は、終始快晴のぽかぽか陽気。風もそよいで気持ちの良い一日でした。この写真は途中下車した豊田駅の駅前の写真。

今日は、友だちと吉祥寺デート。岡山に住んでいて5年ぶりに逢う友だち。二十代半ばの女性。

昔、アフガニスタンやイラクへの空爆に対して、止めるようにと訴えるピースパレードが東京で何度か開かれていて、その時に逢って以来かな。当時も岡山に住んでいて、まだ大学1年生ぐらいだったので、ピースパレードに来ていた時にはびっくり。思わず「岡山から良く遠くまで来たね!ありがとう!」とハグして、頭をなでてあげた記憶がある。私は嬉しすぎて涙が出そうだった。

それから5年。その友だちは、その後、大学4年の時に「心の病」を患い、長い間入院したり壮絶な月日を過ごしていた。「心の病」といっても遺伝的なものが含まれる類のものだったけど、発症したきっかけは大きなストレスが主で、当時の生活の忙しさや厳しさから来るモノだった。今は、何とか外にも出られるようになってきて、大学はやめたけど洋裁の学校に通ったり洋裁の試験を受けたりして過ごしている。

今日は、たまたま東京に出る用事があったことと、将来は障害者向けの服を作りたいっていう夢を持っていて、その練習のモデルになってほしいって言われて、吉祥寺付近のお店で採寸したり、生地やボタンなどを選んだり、デザインを選んだりした。その後は、井の頭公園を散歩。今、井の頭公園では毎週土日祝日にアートマーケット(http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/inokashira/artm...)というのをやっていて、路上アーティストやミュージシャンなどに開放していて、たくさんの人でにぎわっていた。いろいろな写真や絵や小物などが公園内に並べられ、二人でそれをのぞき込みながら、のんびりとした時を過ごしていた。

食事をしたり、喫茶店で休憩したりしているときに色々と闘病生活の話とか聴いていた。正直、胸がきゅんとなって涙が出そうだった。だけど、その友だちは明るく笑顔で当時を振り返って話したりしていた。

今は笑顔で話をしてくれる友だちだけど、色々と大変な日々を暮らしてきたんだろうなって、ほんと、そう思う。病気になったときの過酷な生活状況。精神病棟の内部の話やそこに連れてこられるまでの話(俗に言う緊急措置入院制度による処置)など、信じられない話も多かった。

あまりにおぞましすぎて、ここではさすがに書けないことが多い。前からその実態は何度か聴いていて、日本の精神疾患に対する異様な状況は知っていたけど、今日、友だちから改めてその話を聞いて、何とも悲しくて、切なくなってしまった。

まだ、病気は完全に治ったわけではないので、人混みに出る時間が制限されており、今日は数時間程度しか一緒にいられなかったけど、ほんと、生きていてくれて良かったってそう思った。今日、この日に、こうやってその友だちに逢うことができて、ほんと、嬉しかった。元気でいてほしいし、本当の笑顔が戻ってくるように、心から願いたいとそう思う。

木々や花や空や風を感じて、気持ちいい、きれい、楽しい、嬉しい、かわいい、美しいって素直に表現でき、子どもたちと一緒に鉄棒で逆上がりや前回りをして、「楽しかった!」って満面の笑顔ではしゃぐ友だち。なんで、こんな純粋で優しくて素直でまじめで愛おしい人ほど、あんな苦しく悲しい目にあってしまうのだろうってほんとそう思ってしまう。

その友だちのあどけない笑顔に今日は私も癒された。帰り間際、「よく東京まで来たね。今日逢えてほんと嬉しかったよ」って、思わず、あの5年前と同じように、その友だちの頭を優しくなでてあげた。。。。

1年間に3万人が自殺し、その十倍とも二十倍とも言われる人々が未遂で病院に送られる。3人に1人が何らかの鬱の状態にあり、たぶん、まともな精神状態で生きている人なんて、ほんの一握りぐらいしかいないと言われるこの日本という国。一人でも多くの人が笑顔でいられますように。自分らしく生きられますように。自分であることが認められる世界でありますように。愛で満ちあふれ、愛が生まれますように。

そのためにも自分も笑顔で有り続けたい。愛を送り続けたい。。。。。私としてできること。。。。。

今、そんな気持ちで一杯で、一杯で、、、、、KOKIAの「私のできること」を携帯の着うたフルで聴き流しにしながら、この日記を書き綴っています。




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