2008年2月28日

『遺伝子を味方にする生き方』

DNA_B.jpg
アデニン(A)  グアニン(G)  シトシン(C)  チミン(T)

このたった4つの塩基からなる生命の設計図・・・”DNA”

地球上に住む生命のほぼ全てが、この塩基配列の二重らせん構造が成した情報によって”形”が決められている。

ヒトとサル。
たった、1.5%前後の配列の違い。
ヒトとチンパンジー。
たった、1%前後の配列の違い。

※注訳※
ただし、塩基配列における理論上の数字であり、今では計測器の発達で部分的にですが色々と別の数値が出されています。が、未だに、はっきりとしたその違いやメカニズムはわかっていないのが現状です。


違うのは、ヒト第二染色体、ヒト第五染色体、ヒト第六染色体の三箇所だけ。
そのほとんどのサルとのDNAの違いは、一部の配列が入れ替わったり、逆さまの配列になったりしているのみ。
しかも、サルのDNAでは存在している塩基配列の一部は、ヒトでは失われてしまっている。

そうやってサルから分岐してヒトという生物が出来た。
ヒトだけが持つ特別な遺伝子配列は何一つ無く、逆に足りなくなっているのに、そのことをヒトは”進化”と呼ぶ。

そんなヒトという生物は、10万年の間に、地球上に65億匹以上も生息数を増やし続け、ここ数千年の間では傍若無人に振る舞いを続けてきた。
それでも尚、そんなヒトを温かく見守り続ける約50億歳になる地球は、なんて揺るがない愛に包まれ優しくそれでいて偉大なんだろうって、私は近頃、そんな風に思っている。


そんなDNAに、約140億年も前にあったビックバンからの記憶が、素粒子レベルの潜在情報として全て詰め込まれているとしたら、どうだろうか。
形だけでなく、記憶をも詰め込まれているとしたらどうだろうか。

その記憶によって、私たちは生かされ、生きてきたとしたら。
そのDNAに刻まれた記憶を呼び覚まし、味方にし、これからの生き方の糧に出来たとしたら。。。。


31995064.jpg昨日の夜。日記でも書いたけど、体調がすこぶる悪く、昼間、寝まくり。今度は逆に夜には寝られなくなり、そんな中、読んだ本。

「遺伝子を味方にする生き方」きこ書房(出版)宗像恒次(著)

面白くて一気に読んだ。
12月に仲間たちと箱根に行ってやったワークショップで取り入れた「SAT療法」のプロローグにあたる本だけど、なんだかしらないほど、読んでいて涙が出た。

心の病気。
身体の病気。

そのほとんどは、遺伝子(DNA)に組み込まれている潜在記憶によるもの。
その記憶を呼び覚まし、それを認め、慈しみ、労り、癒してあげること。
そうすると本当の意味での「あるがままの自分」を取り戻していく。
そして、それはまた、自分は、何十億年という歳月の中で、愛に包まれて生かされ、生きてきたことに気がつき、その運命を愛おしく想い、そして、その魂の本当の意味を知っていく。。。。


私にとっては、この本の内容は、24日に見たかっこさんの「宇宙(そら)の約束~般若心経~」そのものだった。
それをカウンセリング的に心理学的に科学的に検証し事象を並べただけ。

今、自分に起きている全てのことは、ビックバンがあった約140億年も前から伝えられてきた遺伝子(DNA)という潜在記憶のスイッチング(約束)があるからだから、怖がることも恐れることも悲しむことも無いんだって。。。。。。その記憶に耳を澄ませ、心を見つめ、肌で感じ、受け止め、手放していけばいい。。。。ただ、それだけなんだ。。。。

そんな深い気づきのあった本でした。


SAT療法をごくごく簡単に端的に説明すると、何かしらの理由で動かなくなったり、誤ったり、壊れてしまったりした遺伝子(DNA)のスイッチングを、カウンセリングや退行催眠、誘導、イメージ法などで治していき、あるがままの元の姿の遺伝子(DNA)のスイッチングに戻して正常に作動できるようにする治療法の一つ。

12月のワークの時、自分はその元の姿のスイッチングに治していく過程で「幸せな家庭」を思い浮かべることが出来ませんでした。
万全な身体で、何も不自由もなく、みんなと共に遊び、笑い、歌うという小さいころの姿を想像することすら、何一つ出来ませんでした。

苦しいことが当たり前。
悲しいことが当たり前。
そういう光景しか、頭に思い浮かばなかった。

でも、いろいろと想いを募らせていった途中で、急にわかったような気がした。
そう、、、、、一生懸命、代々に渡って頑張り続けてきた遺伝子(DNA)が自分の中にあるんだ。
この遺伝子(DNA)があったから、私がこうやってこの世に、この時に生まれ、生きることが出来たんだ。
この頑張ってきた遺伝子があったからこそ、今の私がいるんだ。

そのことに気がついたら、自分の遺伝子そのものが愛おしくなって、何かがパーンと頭の中ではじけ飛んだ。
とたん、幸せな家族、共に生きる喜びを思い浮かべることが出来た。

嗚咽が出るほど、止めどなく溢れる涙。
最初は、喜怒哀楽が入り交じったような涙だったけど、後にはうれしい涙になっていました。


みんな色んな想いの中で生きている。
不安や悲しみを抱えた人たちも多くいる。
年間自殺者約3万人。
未遂者を入れるとその十倍とも二十倍とも言われる。
その数が、その全てを物語っているって思う。

辛いことも沢山あっただろう。
悲しいことも沢山あっただろう。

それは、それで良い。
悪いことでもなんでもない。

でも、幸せになるDNAも、誰にも狂うこともなく、欠けることもなく、例外もなく、ちゃんとそこに用意されているっていうこと。
自分のDNAの中に、そのことが既に備わっており、愛で満ちあふれているっていうこと。

そのことにもちゃんと気がついて欲しい。。。。そう思うのです。

その自分の中のDNAという愛に気がついたとき、、、、、、ヒトは、あるがままのヒトに戻れるってそう思う。
誰もが自然と共に生き、全てに満ちあふれていた、あの数十億年前のあるがままの自分にDNAをたどって戻っていけば、本当の意味で、世界は変えられるんじゃないかって、、、、、

今、そんな壮大なことを感じていたりします。


そうか・・・・。
サルからヒトになる時に失った一部分のDNAは「約束」によって無くなっただけなのかもね。

だって、今、この時に必要なことしか、ここには残っていないのだから。。。。


私のままで、あなたのままで。。。。きっと全ては大丈夫。





-------<お知らせ>--------
3/12(水)の午後より、角筈地域センター レクリェーションホール(8階)にて、「1/4の奇跡 ~本当のことだから~( http://www.yonbunnoichi.net/ )」のバリアフリー上映会を企画しています。今度は平日の真っ昼間。 お母様方や春休みに入った大学生の方、是非とも。
http://gogai.didit.jp/kakko/
※ただいま、サーバーメンテナンス中の為、停止しています。

2007年12月30日

『雲の言葉』

CIMG3025.JPG最近、見つけた本。

「雲の言葉」ピエブックス
羽部 恒雄 (著), ロバート ハリス (翻訳)

オフィシャルページ→ここ
(作品の一部を見ることができます)

本自体は、結構古い1999年のもの。

実は、先日の練馬(『1/4の奇跡』の上映会)の帰り、電車の中で本を見ながら涙している人がいて、その手にはこの本がありました。
何だろうって思って、早速、購入・・・・やばい・・・・泣いた(笑)

空と雲を題材にしたフォトブック。ポストカード式になっているので、飾ることも、手紙を出すこともできる本。
CIMG3028.JPG
見ていると、心が洗われていくのがわかる。空と雲が何かを問いかけてくるようにも見え、「それで良いんだよ」と抱きしめてくれるような感覚。

前にも日記に書いたけど、私は空を見るのが好き。たくさんの人の想いと繋がれるような気がして、一人じゃないんだって、いつも気づかせてくれる。そして、いつも私に答えを教えてくれるような気がして、何かあるたびに、空を見上げている。

悲しいときも、嬉しいときも。

夜空でも、曇り空でも、雨空でも好き。それぞれに、それぞれの想いが詰まっているから、全てに意味がある。

空は、何があっても、私たちを見守ってくれているんだよね。何事もなかったように、ただ単に、淡々と。愛のような大きな存在。。。。

みなさんも、ちょっと、立ち止まって空を見てみてください。
きっと、見つからなかったことが、見えてくるかもしれません。。。。。

2007年10月10日

【空日記】命を輝けせること

img1010.jpg
今日も曇り空。
でも、少しずつですが、光が差し込むようになってきましたね。
雲間が輝いていた。午後は晴れるといいな。

昨日、TBS系の番組をみた方、いらっしゃいますでしょうか?

「いのちの輝きスペシャル2」
http://www.tbs.co.jp/inochi2007/sp2.html

私と同じ病気の家族が出ていました。

「骨形成不全症」
http://www.network-oi.com/
http://homepage3.nifty.com/oi-tomonokai/
http://www.club-bone.jp/

簡単に言えば、コラーゲンの何らかの異常により、骨が折れやすくなる先天的な病気。最近は、米良美一さんがこの病気であることをテレビ番組で告白されて、有名になりました。

昨日、テレビに出ていた家族は、父親と姉弟がこの病気を持っていました。Ⅰ~Ⅳ型まで種類があり、その型によって遺伝する確率は違いますが、たぶん父親からの遺伝なのでしょう。(私の場合は、突如として現れました。両親共に問題なし。家系を調べましたが、特に、異常は発見されていません。)

幾度となく繰り返す骨折と、何度も行われる骨の過度の変形を防ぐためのボルトの埋め込み手術。

それでも病気を苦にせず生き抜いていく姿は、私としても心強いものがあった。「生まれておいで。私が育ててあげるから。」という母親の言葉や、「骨が折れたら折れたらそれで良い」という「病気を子どもたちと一緒に乗り越えていこう」という両親の何でも受け止めようとする前向きな想いと愛情は、スゴイ!と感じて仕方なかった。こんな両親だもの、子どもたちも生き生きと命を輝かせている。運動会とかで一緒に走る姿には感動してしまいました。もちろん、色々と大変なことはあるんだろうけど、苦しみはその表情から感じない。この家族にとっては、骨形成不全は難病でもなんでもなかった。

私の場合、小学校の頃から症状が安定し、骨の変形はあるものの骨折らしい骨折は無く(というより、骨折があったのかもしれないけど、鈍感すぎて、あたしゃ知らん、笑)、ボルトを埋め込むような手術もなく、暮らしてこられた。今では、特に生活面では問題なく、骨形成不全症の合併症といえば、耳が聞こえないのと、内臓の位置が変なのでそのあたりが弱いのと、呼吸・循環器系が弱いぐらいかな。本当は、医者には止められているけど、普通に、あっちこっちに出歩いて、歩き回って、アホみたいに、はしゃいでいるし(笑)

番組に出ていた家族と比べては、本当は、いけないのだけど、症状からして、ある意味、自分は恵まれていたなってそう思う。この病気、下手をすれば、幼児期に亡くなったり、死産で生まれたりすることもあるので、今、こうやって生きていることは、奇跡なのかもってそう思うし、それが、私がこの世にいる役目なのかもとそう思う。その役割を果たすために、自分はこうして生かされてきたんだと、しみじみ思った。


さて・・・・と・・・・・私に好きな人ができて、万が一、結婚したとしたら、子どもが・・・ということになる。遺伝する病気。私の型だと75%の確率。この病気を次の世代に残すことが本当にいいのかどうか、、、、子どもにとって良い事なのかどうなのか。。。。”多様性”とは言うけど、それが良いのか悪いのか、自分の中で、未だに処理しきれず答えが導き出せないでいた。

この番組でも言っていたけど、昔は、障害を持つということは苦にしか感じられない時代だったけど、今は、”自分らしく生きれること”ができる時代になりつつある。”自分らしく生きること””自分であり続けること”。。。。”自分として命を輝けせること”。。。。。それが”障害”という姿であっても、活かされるべき言葉なのかもしれないって、番組をみていて、そんなことを感じた。

だとしたら?

・・・・・子どもの世代に繋ぐことも、ありなのかな。。。。。あの家族の姿をみていて、そんなことを今は思っていたりします。



※余談だけど、この病気、顔の骨格がそっくりになります。私とこの番組に出てきた父親は、そっくりでした。兄弟だよな、、、一見(笑)

2007年10月 5日

【空日記】自宅の窓から(ファファラ専用日記)

img1005.jpg
相変わらず風邪っぽい、、、、でも、何となく気分的には良い感じのにぽぽです(笑)

今日は曇りかな・・・って思ったら、晴れ間が覗いたり、雨が降っていたりと、自宅から会社に来るまでにめまぐるしく天気が変わりました。午後から、晴れるっていう話ですが、どうなんでしょうか。今日の午後は外出なんだよな。。。。


ところで、話は変わるけど、斎藤一人さんを知っている方はいますか?
毎年、長者番付10位以内になっている”銀座まるかん”の社長さん。彼の人生哲学が好きで、いろいろと本を読んだりしているのですが、私の友人が、メルマガの様な形にして、Webに載っている彼の言葉をメールを毎朝送ってくれています。

今日の言葉は、

「困ったことが起きたら、面白いことが起きたと言ってみな。奇跡が起きるから」

困った事には事欠かないぐらい山のように降り積もってくる私ですが(笑)、「そうきたか」「おっ、今度はこうきたか」なんて良いながら、遊んでみると良いかも。

斎藤一人さんの本、是非、読んでみてください。経営者の書いた本なので「お金儲け」という側面が見えるので、ちょっと、毛嫌いする人もいるけど、その部分を省いたら、肩の荷が下りる話が沢山詰まっています。

特にお薦めは、「地球が天国になる話」や「普通はつらいよ―おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ」かな。

この2つの本は、経営者の視点ではなく、最近の社会問題、、、、いじめだとか、そういう身近なことに焦点を当てて語られていて、トラウマや心の傷、苦しみという部分をどう受け止めていくかが書かれています。

「毎日が辛いな」なんて思っている方や、周りにそういう人がいる方は、是非、読んでみて下さい。自分に対して、人に対して、ほんと、優しい気持ちになりますよ。これで良いんだ、これで十分なんだと思えてくる。変に蘊蓄を語らず、ストレートに話し言葉で書いているので、読みやすい。

お薦めです☆



明日は、晴れるかな。毎年恒例のグローバルフェスタに行きます。


6日、イベントがあちこちであって、今回ばかりは、思いっきり迷ってしまった・・・・。最近、イベントが重なることが多くて、、、、来週の13日も友人や知り合いが関わっているイベントが5箇所。。。。悲惨・・・・^^;;

2007年9月27日

好きなマンガ「ヨコハマ買い出し紀行」 (ファファラ専用日記)

img.jpg
前に、mixiとブログには書いたことがあるけど、私の好きなマンガです。

「ヨコハマ買い出し紀行」 芦奈野 ひとし (著) 講談社

マンガ自体は、1995年~2006年までアフタヌーン紙にて連載されていたモノ。最初は、紙の浪費を抑えるために、eBook(電子書籍)で読んでいたけど、いつでも、どんな時でも読みたい!っていう気持ちになって、結局、紙媒体の書籍を揃えてしまいました。すいません・・・・・・・。

ズバリ、癒しのマンガ。だから、たまに引っ張り出しては、じっくりと眺めるように読み直しています。

絵もきれいで、描写が細かいので、芸術的。行間が思いっきり空いた叙情詩的なセリフまわしも気持ちが良い。なんか、読んでいるだけで、自分の時間も止まってしまいそうになるぐらい心地よくて、涙腺が完璧にゆるみます。読んでいて、ホッとする。
img2.jpg
近未来の日本。お祭りのようだった21世紀初頭までの世界とは違っていて「夕凪の時代」と呼ばれる時間が止まったようなのんびりした世界が舞台。

「地球温暖化」により、都市はすべて水のそこにあります。

東京都心はもちろん、舞台となる三浦半島~横浜の町並みも水の底。神奈川近辺、東京都多摩近辺も出ますし、埼玉方面もかなりリアルに出てきます。あるところは海の底。あるところは湖や池。あるところは一面ススキで覆われていたり、木々で覆い尽くされていたり。。。。人々がいなくなり、自然に戻っていっている場所が多い。

主人公は、アルファというアンドロイド(一番左側の絵)。なぜ、創られたのかは不明。生身の人々と一緒に暮らし、その人々と大差ない中で、人々を暖かく見つめ見守っている姿がそこにあります。


こういう「地球温暖化」による影響を舞台とした世界を書いているSFマンガや映画って、戦争が始まって、人々が殺し合って、苦しみながら死んでいく姿や地獄絵図を描いている場合も多くあるけど、このマンガは全く逆を描いていました。

地球温暖化は止まらず、水面は日増しに上昇していっている。食べ物も水も困っているような描写があり、人々も閑散としていき、次第に人影も少なくなっていっている。でも、そこには醜い争いもなにもない。愛にあふれ、優しさにあふれ、ほのぼのとのんびりとした、何ともいえない心地よい空間と緩やか時間だけが流れている世界を生きる人々の物語。

主人公は、コーヒーショップの店長なんだけど、丸一日お客が来なくても、のんびりとお茶をすすりながら過ごしている。町の人たちも同じ。通貨制度はあるけど、別にそれに縛られるわけでもなく、時間に縛られるわけでもなく、助け合い、繋がりあいながら、やっぱり、のんびりと野良仕事をしたり、お店の番をしたり、ある時は、遠い旅をしながら暮らす人や、みんなで丸一日お祭りをし、みんなで遊びながら暮らす人たちがいる。あちこちに漂う「なんとかなるさ。」という感じの”優しい”空気。

高台から海の底に沈んだ街を眺める主人公。そのもぬけの殻となった町並みを”悪しき過去の遺産”としてではなく、”昔の人が残してくれた、懐かしく、そして大切な贈り物”として描かれていて、そのシーンは読んでいて泣いてしまいました。


地球温暖化の影響でツバルとか大変な国も多いし、アフリカや中東アジアなど飲む水もなにもない生活を強いられている人も多いのも確かだから、楽観的に構えることが出来ない状況だと思う。だから、地球温暖化を防ぐ努力は、これからもしていきたい。

でも、「地球温暖化」を止めることが全ての答えではなく、全ての目的でもないことを、このマンガは教えてくれているように思えます。

本当に大切なのは、このマンガの中に描かれている「夕凪の時代」になることなんじゃないかなって。

今、この時の現実を全てを受け止めていくこと。そして、今、そのことの全てを手放していくこと。本当に大切なものは、その時に見えてくるんじゃないかって、、、、そう思います。

このマンガを読んでいて、昔懐かしいけど、この「夕凪の時代」・・・・簡単に行き着けるのかもって、最近、そんな気がしています。



地球は、何事もなく回り続け、時は流れていくだけ。私たちを乗せて、淡々と。永遠に。。。。。焦らず、身を任せ、今、この時を生きていれば、意外に、十分なのかも・・・・。

2007年9月 5日

『大地の天使たち』

先日、Green.tv Japanの方に紹介してもらった本。

『大地の天使たち』To Honor The Earth ドロシー・マクリーン著、山川紘矢・亜希子訳

http://www.kyobunsha.co.jp/shopping/books/ISBN4-531-08107-2.html

一昨日、手に入ったので、早速、読む。

あかん・・・・・本を開けたら、数秒後には涙が止まらない・・・・泣けた・・・・・写真がめっちゃ良いし、言葉も良い。心地よい。

北スコットランドでフィンドホーン共同体の創設者のドロシー・マクリーン氏が聴いた精霊たち(天使:ディーパ)の言葉が、写真と共に綴られているんだけど、、、、なんか、凄かった。

本としては、10年前の古い本なんだけど、21世紀の今だからこそ、胸に響くものがあります。世界で行われている原生林の伐採やレッドブックにのる動物たち、サンゴ礁やジュゴンなどの海洋生物への被害など、いろいろと聞いてきているし、これらの自然破壊によって、沢山の憎悪が渦巻いていてもおかしくないのに、自然と共に生きる精霊たちの言葉里は、怒りや悲しみはありませんでした。愛にあふれた言葉の数々で綴られ、私たちに希望を与えてくれています。

何が良い悪いではなく、どう愛を与え続けられるか。

共に生きるっていうのは、そういうことをお互いがお互いを求め合い、与えあうことなんだろうなってそう思う。本を昨晩一気に読んで、そんなことをフッと思いました。

地球交響曲第六番でも感じたことだけど、私たちも、木々も、花々も、鳥も動物も魚も虫も、、、風も雲も土も山も海も、、、、実は、全て、同じ物質から出来ているんだよね。

よく考えてみたら、ビッグバン以降、電子と陽子と中性子、中間子、、、いや、もっと小さなクォークという形、、、、いや、もっと言うなれば”波”というエネルギーがいろいろと組み合わさって外形をなしているだけにすぎないはずで、これは、近年の物理学でも、すでに言われていることでもあるわけで、

その内側の部分、そして、見えない部分にもっと目を向けていくこと、感じていくこと、支え合うこと。そのことをすっかり忘れてしまっているように思う。

この本は、そういうところに、ちゃんと目を向けさせてくれているってそう思う。

東京は、台風が近づいてきていて、今、会社の近くはバケツをひっくり返したような土砂降りの雨だけど、これも地球からの愛のある贈り物。その贈り物をちゃんと味わってみたい。

なんか、全てのものが愛おしく感じる。

今度はこの前の本、「天使の歌が聞こえる」も読んでみよう。
http://www.kyobunsha.co.jp/shopping/books/ISBN4-531-08132-3.html

http://www.asahi-net.or.jp/~ey6h-wtnb/dorothy/AngelsSing.html

 

~・~・~☆お知らせ☆~・~・~

映画『日本の青空』自主上映会@八王子

9/20 八王子のいちょうホールにて、鈴木安蔵氏という実在の憲法学者を主人公に日本国憲法が出来た経緯を戦前から戦後にかけてドラマティックに描いた映画『日本の青空』の自主上映会を開きます。日本国憲法に託した日本人の平和への想いを、是非、見に来てくださいね☆

http://www.deep-eco.org/myblog/archives/2007/08/post_746.html

2007年8月31日

夏の終わりに、世界の子どもたちをみて

今日で、8月も終わり。先日から秋雨前線が南下して、東京は今日も曇り空。夏も終わりやね・・・・・秋の予感・・・・なんか、切ない・・・・(笑)

夏、楽しんだんだか、楽しんでないんだかよくわからんけど、いろんな気づきはあったことは確か。一番のヒットは、やっぱり、「わたしは わたし。あなたは あなただ。あなたらしく ありなさい。」の言葉。6月頃から気分的に優れずに余裕もなくイライラすることも多かったのは、この言葉が今の自分にとって一番必要であり、癒しなんだということを気づかせてくれるためのことだったのかもしれないってそう思う。今は”完璧か”って言えば、そうではないし、まだ、時間のかかることなのかもしれないけど、でも、”完璧じゃない”っていうのも自分なんだし、少しずつ行こうってそう思う。

心残りを強いて言えば、今年も色恋い沙汰が一つも無かったっていうことかな~(笑)


・・・・・・などと、バカ言っていないで本題に行こう、本題に・・・・・・(ーー;


かなり涼しかった昨日の夜は、テレビ東京系で「100円玉に愛をこめて~世界の子供達のために」を見ていた。最近、22時以降は、集中力なくなって、テレビを集中してみられないっていうことが多かったけど、久しぶりに最後まで見ていた。

【番組公式サイト】
http://www.tv-tokyo.co.jp/100yen/

テレビ東京系で前々から募集していた100円玉募金の報告番組っていうところかしら。フジテレビ系の「世界がもし100人の村だったら」シリーズに近い内容だったな。まぁ、テレビ演出のきな臭さは、フジもテレ東も同じだったけど(笑)でも、結局、最後まで見てしまい胸がキュンと詰まるような思いでずっと見ていました。

砂漠化により清潔な水を得る事が出来ず、飢餓貧困だけでなく、疫病などが流行し以前よりも増して厳しい状況に陥ってしまったケニアのサバンナに生きる子どもたち。

石油などの天然資源に乏しかった上、内戦によって工業が崩壊してしまったため、旧ソ連解体後、自立することが出来ずに経済破綻を起こしてしまったモルドバ共和国で、家族を養うために、出稼ぎという名の人身売買をすることでしか生きる術がない子どもたち。

長年にわたる政府軍VS反政府軍の内戦で、子ども兵士としてかり出され、人を殺すことを強制されたり、死体の山を処理されたりして、学校すらもまともに行く事ができずにいる子どもたち。

どれも、涙なしでは見られませんでした。


100円・・・・約1ドル

たったそれだけあれば、明日、家族で食べるパンが買えるのに、それすらも買うことのできないでいるモルドバの女の子の話は、特に胸が張り裂けそうで、見ていられませんでした。父親の病気を助けるために、自分の夢さえも後回しになってしまう現状、、、、、、言葉を失いました。

こういう世界は、世界中にたくさんあり、今でも、何人もの子どもたちが犠牲になっている。どうにもやりきれないというか、切ないものがある。大人たちの都合によって苦しめられる子どもたちや弱者たちの現状。。。。ほんと、今、足下に繋がった現状でもあり、明日の日本の姿なのかもしれないって、そんなことを思ってしまう。

現に、日本とその周辺諸国の間ですら、こんなことが起きています。

あはは星人さんの日記(mixi用のurlのみです)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=546103603&owner_id=467282

たぶん、「日本に来れば大金が手に入って家族が養えるようになる」とかいわれ、人身売買に近い形で日本に出稼ぎに連れてこられたんだろうけど。。。。。この手のことは、風俗関係の裏世界じゃ、当たり前のようにゴロゴロ転がっている話です。日本人が日本人を売買するっていう話も聞いた事もあります。

何だろうね、お金って。。。。。今では、下手をしたら、お金で人の命まで買えてしまうような世の中になってしまっている。

私は、この番組がいう「100円玉」でこの現状が変えられるとは思えません。よく「1ドル以下で暮らしている貧しい人たちがいます」と貧困問題を扱うことが多いけど、本来なら「1ドル以下でも人間らしく生きていける世の中」であるのが在るべき姿なだとそう感じます。モルドバもケニアもコロンビアも、元々、1ドル以下でも暮らしていけた国です。でも、グローバル経済という波に押され、グローバル経済のために全てを捧げ、グローバル経済のために全てを失ってしまった結果、あのテレビの中の子どもたちの姿を作り出しているってそう思います。

お金を否定するつもりはありません。 でも、ネットワークの上に数字だけが飛び交っているだけのものに成り下がった「命」を失った今の「お金」は、「百害あって一利なし」でしかないと感じます。

今を、もう一度見つめ、もう一度考え、もう一度変えていきたい。今ここから。今ここに。理想主義かもしれないけど、今、この目の前に一つのパンしかないのなら、それをちぎって皆で分け与えていく愛と勇気と希望を心と共に伝え広めていきたいと、そう思います。




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2007年8月29日

繋がりの中で(『ミヨリの森』をみて)

昨日は、夜から雨。
たしか、皆既月食だったんだよね?
東京では、これじゃ無理だよなって思って、見なかったのだけど。

でも、恵みの雨だよね。

雨があるから私たちは生きていける。水の循環と共に、私たちの命も循環している。

Dc16940.jpg
昨日の夜は、フジテレビ系列でやっていた「ミヨリの森」をみた。最近、HDDビデオに撮ってるけどほったらかしになっていたり、映画のDVD以外で集中してテレビを見るっていうことをしていなかったので、久しぶりに気合いいれてみてみました。

作品としての評価は、前から聞いていた原作のかなり好感触な前評判の内容とは異なっていたし、荒削りになっていたので、ちょっと「?」だったけど(ラストは単なる”善悪もの”の二者選択論になってしまっていることが、、、、。テレビ用に編集したのだろうし子ども向けにしているようなので仕方ないのですが)、それでも、気持ちの良い作品であったのは確かでした。


都会暮らしの雑踏の中で、心を閉ざしきってしまった女の子が、親に半ば見捨てられてしまい、田舎に引き取られていく。その田舎の自然に触れ、精霊たちに見守られていく内に、人と人、人と自然の繋がりを取り戻し、成長していくっていうお話。


アイヌには、太陽や雲、土、水、空気、火、海、山、川、木、花、動物はもちろんのこと、雨や風や霧などにも神様はいると信じられているので、今回のアニメは、そのものだよね。そして、これが、本当の姿でもある。

人は、自然という精霊たちに生かされ、精霊たちと共に歩み、精霊たちと共に生きている。


作品の中でもいっていたけど、なんで、ここまで個々の”繋がり”というものが欠落してしまう世の中になってしまったのだろうかって、そう思う。人、そして、自然(精霊)。元々”同じ”仲間であり、同じ流れ、循環の中で生きていた。どれ一つとして欠けても世界は成り立たない。世界は全ての命が不可欠なもので、全ての命がその役割の中で生き、全ての命があるから今が成り立っている。このアニメに出てくる精霊たちも、全て、その役割の中で生きていた。人間だって、そう、”精霊”なんだ。

でも、いつの間にか、世界が二分されてしまった。二分どころか、いくつもに分かれ始めた。人間同士だって、立場や人種、宗教、価値観で分かれてしまっている。

なぜ、なんだろうって、ほんと、そう思う。

全てが一つの中で生まれ、一つの中で生き、一つの中で死んでいき、一つの中に帰って行く。その流れが自然であり、それが在るべき姿なのに・・・・・。


私は、「自然を守る」という言葉を使うのが嫌い。わかりやすく言うためにたまに使ってしまうけど、実は、使いたくない表現の一つ。この表現、「自然」と「人」が”一つ”ではなく”人”が上に立ったような言い方だから、どうしても、世界が二分されてしまった根本的な現状と、何も変わりはないように思ってしまう。

”人”と”自然”は、元来、同等価値があり同じ所にいるはず。だから、どちらかというと「自然と共に生きる」とか「支え合う」という言い方の方が良いのかなってそう思う。もちろん、これも完璧な表現ではないけどもね。こういう多次元的な世界観を言葉で表すとほんと難しいですが。


今、この記事を書いていて、ふっと思い出したんだけど、10年ぐらい前だったかな・・・・まだ、ネット仲間でつるんでいただけのころ、そのネットを通して連絡をくれた人に、突然、問いかけられたことがある。今回の日記に書いたような世界観を。そして、このことを多くに伝えて欲しいし、この先、一寸先も見えない暗闇が訪れても、その暗闇を明るく照らす光る翼になって生きる希望を与え続けていって欲しいって。

それを伝えたとたん、その人とは音信不通になってしまい、なんとも不思議な出会いだったし、その頃は、スピリチュアルとかのかじり始めの時で、よくわかんなかったけど、でも、今は、すごくわかった気がする。自分の役割と共に、何が大切かを。言葉では、ほんと難しいけど、、、、でも、そのことを少しずつ伝えていきたいって、そう思うし、そう思わせてくれるアニメだったって、そう思います。


やっぱり、原作本、購入しよう。もう少し、この「ミヨリの森」の世界に浸ってみたい。それを読んだら、この続きも書いてみたい。


余談:
この作品の監督、ジブリや時かけの美術監督していた人なんだね。リアルな表現をしていたので、映像も音楽もきれいでした。声優は・・・・・タレントの寄せ集めでイマイチ。元(?)アニメオタクなんで、結構、こういうの重要(笑)

ミヨリの森:http://wwwz.fujitv.co.jp/miyori/
wikipedia:こちらをクリック
Amazon:こちらをクリック





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映画『日本の青空』自主上映会@八王子

9/20 八王子のいちょうホールにて、鈴木安蔵氏という実在の憲法学者を主人公に日本国憲法が出来た経緯を戦前から戦後にかけてドラマティックに描いた映画『日本の青空』の自主上映会を開きます。日本国憲法に託した日本人の平和への想いを、是非、見に来てくださいね☆

http://www.deep-eco.org/myblog/archives/2007/08/post_746.html

2007年7月22日

Time waits for no one.

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レビューでも書いたけど、先々週ぐらいにDVDで見たのに、昨日、テレビで地上波上映をうっかり見てしまったにぽぽです。

時をかける少女 アニメ版
wikipediaの説明 → こちら

うわぁ~、、、、何度見ても、めっちゃ甘酸っぱく切ない、、、、、今、かなり、五感や感情が敏感になっているので、なおさら。
最後のシーン、、、、「未来で待ってる」・・・男が見てもかっこよすぎです(笑)

PCで色々と閲覧しながらの”ながら見”してたのに、不覚にも最後の30分は、胸がキュンとなりっぱなし泣きっぱなしでやんの。でも、なんだか見た後、元気が出る、不思議な映画。

筒井さんの「時をかける少女」は、原田知世さんが主演していた尾道シリーズ版とか、私が生まれる前からテレビでやっていたり、もう、何度となく映像化され尽くした感があるけど、一番よかった。

現代風にし、ジブリっぽい感じに仕上げ、ほぼ、完全オリジナルだったけど、正直、オリジナルよりもジブリよりも超えているかも。いくつかの賞を受賞したというのがうなずけます。

Time waits for no one(時は待ってくれない)

過去ではなく、今、そして明日へ。”時”というものを改めて感じてみることも出来たし、明日へ歩んで行こうという元気つけられる。一つ一つ、一歩一歩大切に、大事に。

こんな青春を感じていたことがあったよな。わすれてたよな。成長したのか、忘れてしまったのか、鈍感になってしまったのか。

「夢中でかける明日にたどり着いたとしても、あなたはずっと特別で、大切で。」

今、主題歌のガーネットを聴きながら書いているけど、この曲もなんだか切ないけど、優しい感じが好きです。


なんか、ここのところ、日記、書きまくってるよな。
最近、来ていない皆様、過去ログもみてちょ
言葉がいろいろと溢れてきていて、収拾しきれん。



~・~・~<お知らせ>~・~・~
◎8/4 地球環境講演会 2007 in 東京
 私たちは宇宙船地球号の乗組員。
 私たちを守ってくれている地球が危機に瀕している時、
 あなたなら何ができますか?
http://blog.goo.ne.jp/chikyumura-tokyo/e/21dae0d77fdf0b14e522a4a75938db20

  こちらの募金、緊急のお願いです。
  カンボジアの子どもたちの笑顔のために
  よろしくお願いします!
         ↓
◎8/19 カンボジアの天使が舞い降りるJAPAN TOUR!! vol.3 in 東京: 御縁募金について
 カンボジアの子どもたちの笑顔のため、みなさんご協力を!
http://orangetokyo2007.seesaa.net/
http://orangetokyo2007.seesaa.net/category/2943998-1.html
http://maketheheaven.com/cambodia/01jptour/01tour/index.html


2007年3月 4日

夕凪の時代

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今日は、アミウィングスのミーティング。先日の日記で書いていたHIV/エイズに関してのこと。ちょっと、良い動きが出来そうです。この前の日記で私が書いていたこととか、そんなお互いの想いを出していたら、道が見えてきました。

そのミーティングで、ふっと思って私が話したことをここにも書いてみます。


最近、eBook(電子書籍)にはまっている。その中で手に入れた漫画が、今、心に残っている。

「ヨコハマ買い出し紀行」
Wikipediaの説明→ここ

1995年ぐらいからアフタヌーン紙で連載が始まり、最近まで掲載されていたとか。

近未来の日本。お祭りのようだった21世紀初頭までの世界とは違っていて「夕凪の時代」と呼ばれる時間が止まったようなのんびりした世界が舞台。

地球温暖化により、都市はすべて水のそこにある。水面は次第に上昇していっているけど、でも、そこには醜い争いもなにもない。その事実をもちゃんと受け入れた上で、でも、愛にあふれ、優しさにあふれ、ほのぼのとのんびりとした、何ともいえない心地よい空間と緩やか時間だけが流れている世界生きる、一部の人型ロボットとそれを取り巻く人々の物語。

三浦半島~横浜、東京の三多摩あたりの世界が中心。主人公のコーヒーショップの店長も、丸一日お客が来なくても、のんびりとお茶をすすりながら過ごしている。町の人たちも同じ。通貨制度はあるけど、別にそれに縛られるわけでもなく、時間に縛られるわけでもなく、助け合い、繋がりあいながら、やっぱり、のんびりと野良仕事をしたり、お店の番をしたり、ある時は、遠い旅をしながら暮らす人や、みんなでお祭りをし、みんなで遊びながら暮らす人たちがいる。あちこちに漂う「なんとかなるさ。」という感じの”優しい”空気。


こういう地球温暖化による影響を舞台とした世界を書いているSFマンガや映画って、戦争が始まって、人々が殺し合って、苦しみながら死んでいく姿や地獄絵図を描いていることが多いけど、このマンガは全く逆だった。なんか、読んでいるだけで、自分の時間も止まってしまいそうになるぐらい心地よくて、涙がでるぐらい気持ちが良い感じがする。読んでいて、ホッとさせてくれる。

高台から海の底に沈んだ街を眺める主人公。そのもぬけの殻となった町並みを悪しき過去の遺産としてではなく、昔の人が残してくれた、懐かしく、そして大切な贈り物として描かれていたのもなんとも素敵だった。そのシーンは、読んでいてなんとも泣けてしまった。


「不都合な真実」とかでも、地球温暖化による荒廃していく世界をおどろおどろしく描いて、私たちに対策を呼びかけているものが多い。確かにツバルとか、大変な国も多いし、飲む水もなにもない生活を強いられている人が多いのも確かだから、地球温暖化を防ぐ努力はこれからもしていきたいって思う。

でも、万が一、地球温暖化が進んだとしても、実際は、このマンガの中に描かれたような「夕凪の時代」のようになるんじゃないかなって、そんなことを私はずっと思っています。生も死も、森羅万象、何事もなかったように、時間と共にゆっくりと流れていくだけなんじゃないかなって。


もし、今、目の前の物が何もかもなくなったとして、戦争なんてする気になるのだろうか。そこまで、人間って、愚かな生き物なんだろうか。何もかも失ったとき、本当に必要なものだけが目の前に残るような気がする。本当に必要なもの・・・・それは「愛」であり「心」。

今は、贅肉いっぱいため込んで、物が溢れかえり、無駄なことに翻弄された生活をしているから争いが起こるんじゃないだろか?そういうお祭りのような時代に生きているから、本当に必要なものが見えなくなっているだけであって、もし、そういうのも一切合切、目の前から消えて無くなったとしたら、人間って意外に、”本当に歩むべき道”を歩み始めるような気がするのです。「夕凪の時代」に進んでいけるような気がするのです。

混沌な世界になると、弱い物が切り捨てられ、強い物が生き残る、なんていうのもあるけど。。。。それも、本当は無いのかもしれない。弱い物、強い物なんて区切りをつけているのも、実は、人間の心が作り上げた偶像であり、実際はないんじゃないか。

死が悪いなんて誰が決めたのだろう。弱い物、強い物なんて誰が決めたのだろう。何が悪くて、何が良いなんて誰が決めたのだろう。


すべてを手放したとき、本当のことが見えてくる。


なんか、このマンガを読んでいて、昔懐かしい、けど、新しい、本当に大切なことが逆に見えてきたような、そんな気がしています。

もちろん、あまりに”楽観的”で、私自身、事実をちゃんと知らないから、こんなことをいえるのかもしれません。でも、私自身は、良い意味で”楽観的”でいたいし、何をするにしても「何とかなるさ」でありたいと、そんなことを思っています。

もちろん、ちゃんと前を向いて一歩一歩生きていくことが大前提なんですけどね。。。。。。でも、私は私の歩幅でしか歩けませんから、自分の道を歩んでいくだけです。

---<追記>----

今の地球温暖化防止の運動をみていても、しっくりこないことがあります。何もかも手放してみることが、この対策で一番重要なのに、実際は、手放すことに怯え、恐怖やおそれを抱いているようにしか見えないのです。今の「お祭りのような世界」の生活が無くなるから地球温暖化を止めましょうと。

確かに、地球温暖化が起きれば大変なのはわかっている。でも、そういうところからくる恐怖や恐れさえも、実は、この世界を窮地に陥れている原因の一つでもあるんじゃないなかって、私はそう思うのです。

チェルさんやめぐさんのいうように、今あることを全て手放すこと、そして、その先に起こりえることを受け入れること。

そういうことこそが、今、必要な時期なんだと、何もかも失った地球温暖化後の世界を描いたこのマンガは示してくれているように思います。

恐怖や恐れから始まったことは、答えも恐怖や恐れで終わる。だから、その部分から手放すことを私はやっていきたいとそう思います。

結果を恐れず、結果を受け入れて、「大丈夫」って思って歩んでいきたい。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

「君に伝えたいことがある
      ~古市佳央(しゃちょうさん)連続講演会~」

あなたがあなたらしく生きるために、企画しました。
是非、ご来場下さいね☆

詳細:http://www.deep-eco.org/infoblog/archives/2007/02/_mixi.html
    ※2/17は皆様のおかげて終了いたしました。
      第二部は3/10です!

古市佳央さんが連続講演会への想いをつづったmixi日記
 http://www.deep-eco.org/messageblog/archives/2007/02/post_8.html
  http://www.deep-eco.org/messageblog/archives/2007/02/post_10.html
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http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P5564444

2007年2月 3日

奇跡の笑顔

今日は自分の車の車検日で、一日、お留守番。
朝、ディーラーに車を持って行き、PM9時ごろ、やっとこさ戻ってきた。
車検費用、計12万円なり。。。。た、た、高い・・・・汗


何時になったら車検が終わったという連絡がディーラーから来るのかと、家でぼーっと待っている間、テレビを見ていた。

テレ朝系PM7時~ドスペという特番枠にて。

「母子病棟~密着478日!!壮絶なる愛と涙の記録~」

難病を抱える子どもたちと母親の苦闘を描いた番組。その中で私と同じ病気の子どもが出ていた。


骨形成不全症。

2万人に1人の発症率で生まれる病気。骨を作る最も重要な蛋白であるⅠ型コラーゲンの何らかの異常により、骨の形成が不完全で、折れやすかったり変形しやすかったりします。


テレビに出ていた子どもはこの病気のII型と呼ばれるタイプ。この型は6万人に1人の発症率で、この病気の中では一番の重症例。数千グラムの自分の体重でさえ支える事ができないほどの骨の脆さのため、ほとんどの場合が胎児の時か出産後すぐに死亡してしまう。大人まで生存した例は数例しかない。

テレビに出ていた子は、奇跡的に2歳まで成長し、もうすぐ3歳になろうとしている。呼吸器系を支える軟骨まで病に犯されているので、呼吸器不全のため呼吸器補助や栄養摂取補助も必要ですし、頭蓋骨が未完成のため水頭症まで併発している状態でした。泣いたりすることさえも許されない。

たぶん、最新鋭の高度医療技術によって生かされているところもあるんだろうけど、この子どもの本当に愛らしい仕草や笑顔、そして、ご両親のたくましさをみていて、生きていることの大切さを教えてもらった気がする。1秒後でさえどうなっているかわからない状況なので、将来どうなるかわからないけれど、この子のこの小さな命は、いろんな意味で周りに大きな影響を与えて広がっていくんだろうなってそう思う。

番組で言っていたけど、本当に「奇跡の笑顔」の言葉そのものっていう感じだった。。。。。。涙が出てきた。


私は幸いにしてIV型の軽症~中症のタイプなので、ここまでひどい状況には陥らなかったけど、でも、生まれてすぐの時は大変だったそうだ。母のお腹から取り出された時には、すでに全身骨折、十数カ所。すぐに集中治療室に入れられ、体中ギブスだらけで固定されて出てきた。

生まれたのが、そこらへんの町医者のような産婦人科だったためか、当時の医療技術では、こんな病気をみても何がなんだかわからず、今のように出産前にわかるような技術もなく、何がどうなってんだと、てんやわんやの大騒ぎ。で、最終的に大学病院に移送されてはじめてこの病気だとわかったような状況だった。

病気を知ってから、両親は大変だったろうなって、ほんと、そう思う。精神的にも肉体的にも経済的にも。。。。自分が親になり、そういう立場にならないとわからない辛さもあっただろう。。。。いろんな場面で手助けをしてくれた人もいたし、いろんな導きもあった。だから、両親やいろんな方に、ホント、感謝しています。


同じ病気の型の人をよく知っている専門家でさえも、私の症状や状態をみて「えっ!?本当に骨形成不全なの?」と驚く人が多いので、自分の症状が奇跡的な状態なのかなんなのかわからないんだけれど、今、この病気を持って生まれたこと、そして、今、こうやって生きていることや、こうやって生活出来るっていうことそのものに、自分が生まれてきた理由があるんだろうなってそう思う。

この身体だから出来ないことも多かったけれど、この身体だから体験できたことのほうが、ずっと貴重で有り難い。だから、この身体だから体験できたこと、感じ得たこと、考えられたこと、、、、そういったことを、少しでも伝えていけたらなってそう思う。


それが自分の役目なんだろうって、そう思うから。

あの子の「奇跡の笑顔」には、負けていられないな。。。。なんか、そんなことを思った瞬間でした。

骨形成不全について:
http://www.club-bone.jp/
http://www.network-oi.com/
http://homepage3.nifty.com/oi-tomonokai/

テレ朝系ドスペ番組紹介記事:
http://www.tv-asahi.co.jp/dosp/contents/story/0096/



いつも、日記の下に張り出しているイベント。このイベントでも、上で書いたような、今、ここに生きているっていうことがどういうことなのかを、古市さんの言葉を借りて伝えられたらなって、そう思っています。是非、来てみてください。あなたが今生きていることの素晴らしさが、見えてくると確信しています。

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「君に伝えたいことがある
      ~古市佳央(しゃちょうさん)連続講演会~」

あなたがあなたらしく生きるために、企画しました。
是非、ご来場下さいね☆

詳細:http://www.deep-eco.org/infoblog/archives/2007/02/_mixi.html

古市佳央さんが連続講演会への想いをつづったmixi日記
http://www.deep-eco.org/messageblog/archives/2007/02/post_8.html
http://www.deep-eco.org/messageblog/archives/2007/02/post_10.html

○お申し込み  こちらのフォームからお願いいたします。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P5564444

2006年12月30日

これは僕の勇気のハナシ

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え~、年末年始引きこもり生活を満喫させてもらっていますです、はい(笑)


昨日の夜、今年の夏頃に上映されていた「ブレイブ・ストーリー」のDVDを見る。

以前、原作本のことはブログに書いたことがあるけど(関連記事:ブレイブ・ストーリー)、映画の方はまだ見ていなかった。子ども向けな絵柄だし、原作本を映像化すると最悪な内容になっていることが多いので、期待してなかったんだけど・・・・。

・・・・・・最後の30~40分、泣きっぱなしでした。


原作本の方も、下巻の最後は泣きっぱなしだったけど、それと比べものにならないぐらい、涙が止まらないでやんの。

まぁ、原作本の方が内容が濃く、読者の心の深い内面をごっそりとえぐるような展開で書いていたし、さすがに2時間足らずの映画でそこまでの話を詰め込むには至らなかったようだけど、でも、作者の宮部みゆきさんが伝えたいんだろうなっていう部分はしっかりと書いてあったように思えます。


「チルチルミチルの青い鳥」のような結末。

主人公ワタルは、幻界(ヴィジョン)という架空の世界にいる運命の塔にいる女神様にあって、自分に降りかかる不幸な運命を変えてもらおうとしたが、、、、その旅の中で、本当に今、必要なこと、大切なことを見つけ出していく。。。。

絶望に暮れるような運命でさえも、それを希望に変えるか否かは、結局、他の誰かではなく、自分の心そのものが変えていくのだということ。

そして、自分の幸せではなく、友の幸せを選んだ、最後のシーンのワタルの選択・・・・・

自分の中の負を受け入れ、自分の歩んだ不幸な運命を受け入れ、、、、それら全ての”今”を、自分のこととして受け入れ、、、、、それらと共に歩んでいこうと決意した姿・・・・・・

「”今”の全てを受け入れ、そして、本当に大事なものを守る勇気(ブレイブ)」・・・・ほんとうに胸にグッとくるものがありました。


最近のアニメは、ほんま、侮れないっす。
だまされたって思って、一度、見てみてください。
原作本と合わせて見てみた方が良いと思います。

ブレイブ・ストーリー
http://www.bravestory.net/


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2006年8月 4日

無敵のハンディキャップ

楽しさ無制限 全身勝負(東京新聞)

10年近く前、この記事で出てくる障害者プロレス団体「ドッグレッグス」の関係者の方とメールのやりとりをしていたことがあります。ひょうんな事から知り合い、どういうことをしているのかなど、いろいろと聞いていました。今における障害者の世界観なども。。。。。その時に紹介してもらった本が、

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「無敵のハンディキャップ -障害者がプロレスラーになった日」 著:北島行徳 出版:文藝春秋 

です。

(Amazon.comより)
”女をめぐる殴り合いから障害者プロレスは誕生した。自分勝手で、だらしなくて、情けなくて、けれど愛すべき障害者たちの闘いの日々。”

”「どうじょうの、はくしゅは、いらないのですね」安易な思考停止を排すべく、障害者対健常者のマッチメイクをも試みるプロレス団体「ドッグレッグス」。酒乱、女装癖、ソープランド通い…。情けなくてだらしなくて自分勝手で、けれど愛すべき等身大の障害者群像を描いた第20回講談社ノンフィクション賞受賞作。 ”


最近では、「セックス・ボランティア」や「こんな夜更けにバナナかよ」など、”障害者”と呼ばれている人たちのタブー視されがちだった本当の姿を、赤裸々に書いてある著書が多いけど、「無敵のハンディキャップ」は、これらの草分け的な存在になるかもしれません。
(乙武さんの「五体不満足」という本は、著者の伝えたいことや視点が違うので、正直、これらとは一緒にはできないかな。もちろん、あれはあれで”もう一つの障害者の世界観”だし、良い本だと思ってます。)

性(セックス)というもの、ボランティアというもの、そして、障害者と健常者が近づくっていうことがどういうことなのか、、、などなどなど、、、、、今まで、ちゃんと書かれたことがなかったことが、歯に衣着せぬ形で、面白おかしく、でも、かなりマジメに本音で書いてあります。

夏場恒例のNTV24時間テレビなど、テレビのブラウン管の中や、映画やビデオのスクリーンの中の”きれい事だけで飾り付けられた障害者”しか見たことがない人が読むと、たぶん、卒倒してしまうかもしれません。障害がある私でさえビックリした内容ですから。でも、これが現実なんです。何一つ飾ってない、本来の障害者の姿であり、生々しい障害者の声なんです。この生きづらい世の中で、誰もと同じ”一人の人間”として、まるで雑草の如く生き抜いてきた生き様が、この本には生き生きと書いてある。ホンマ、この本に出てくる人々はみんな人間くさい。本気でバリヤフリーというものを考える気があるのなら、この本を見てからにしてほしいってそう思っています。

この本、みんなに読んでもらいたいんだよなぁ、、、、、でも、どうも、絶版に近いようで古本屋とかしかおいてないんだよねぇ。
どこぞのテレビ局がバカ騒ぎしすぎて、ボクシングという世界の品格を思いっきりぶち壊してしまった格闘技”ショー”なんぞを何万円も払って見に行くぐらいなら、「ドッグレッグス」の試合に見に行ってくださいな。本当の格闘技というものがどういうことか、人間というものがどういうものなにか、マジマジと見せつけてくれます。

ドッグレッグス オフィシャルページ

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<お知らせ>
貴方の心の豊かさのために。。。。
~8/26 ハーフデイセミナー2006 in Tokyo LOHAS~
http://ameblo.jp/lohas-0826/

2006年7月28日

ブレイブストーリー

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今、ブレイブ・ストーリーを読んでいます。アニメ映画が公開真っ最中のやつです。

イベントに行く途中の本屋で、何気なく見つけ、何気なく買ってみたのです。今、角川文庫版の上中下巻の上巻目をやっと読み終えるところ。私、相変わらず、本を読むのが遅いです(汗)

いや・・・・・スニーカー文庫とかいう青少年向けの文庫版も出ているので、よくある軽めのRPGファンタジー物だと思っていたけど、全然、違うやん。

・・・・・テーマがめっちゃ重たい・・・・・・

そこらへんにいるような小学生、亘(わたる)。今、自分に降りかかっている現実を変えるために、現世に住む人間の想像のエネルギーが創り出した扉の向こうの剣と魔法の世界「幻界(ヴィジョン)」に旅立っていく。

というものなんですが、現代におけるあまりに平凡すぎる日常・・・しかし、そこに潜む見えない闇・・・・傷、不安、恐れ、憎しみ、、、、ネタバレになるんで、あんまり書かないけど、「そんなのアリなんですか?」って思うぐらい、なんだか上巻から凄すぎるんですが、、、、、

奥深すぎる、面白い!!中巻、下巻が楽しみ!最近、こういう作り物の本って好きではないので読まなかったんですが、久しぶりに手にした本がこんなすごかったとは!これだったら最後まで読み切りそう。。。。。映画も見てみたいなぁ。。。。。


そういえば、学生の頃、同じようなストーリーのゲームを考えていたなって、今、思い出した。
私の場合は、高校生が主人公。「今」という社会。空虚感を抱える何もない毎日。その「今」を変えるため、突然目の前に現れた「使者」と共に、現世からパソコンの画面の向こうに広がるパラレルワールドの別次元の世界に飛び込み、そこで戦いを挑んでいき、青年は成長していく、っていうお話。やはり、そのパラレルワールドもブレイブ・ストーリーに出てく